それほど激しくはないものの、今日も朝から雨です。
熊本県南部では、かなりのエリアに避難勧告が出されているもよう。
幸い阿蘇地方は雨はすごいものの、被害は出ていないようです。
そんななか、わたしがクルマで向かったのは、久住山赤川登山口。
そうなんです。たいした雨じゃないから、このさい登っちゃおうかと。
なに考えているんでしょうね、わたしったら。
赤川登山口は、久住山頂への最短ルートで、山頂まではおよそ100分。
とっとと登ってとっとと下りてくれば大丈夫ではないかと、考えちゃったんですね。
で、せせらぎと化した登山道を登り、ものの10分で、立ち往生。
目の前の川が、かなりの勢いで流れている。。。
丸太の橋を押し流さんばかりの勢い。その橋へも、流れに足をいれないといけない。
足を滑らせたら最後、濁流に飲み込まれ。。。
たとえいまは渡れても、下山してきたときにさらに増水している可能性だってある。
川に2歩ほど足を入れ、しばし考え、やはり登山は諦めることにしました。あ〜あ。
そして、どこに行こうかと考えて、向かった先は黒川温泉。
ここ数年、温泉ランキング上位の常連となっている人気の温泉は、
いったいどんなところかというと……。
まぁ、ひとことでいえば、テーマパークみたいなとこでしたね。
テーマは「古きよき、風情たっぷりの日本の温泉」って感じ。
そんな雰囲気があちこちで演出されていて、なんか温泉全体が作り物みたいでした。
そのテーマに沿って町全体が意志統一されているところがある意味すごいし、
ものの価格(たとえばお茶やご飯代)が至極妥当。
人気があるのも、わからなくはないな。
わたしもその雰囲気に踊らされて、オサレなパティスリーでケーキ買ったり、
会席料理風の和食を食べたり、雰囲気のいい旅館の喫茶室でお茶しちゃったりしたワケですが。
この黒川温泉を歩いている人はみんなこぎれいな格好をしていて、
ザ・登山スタイルのわたしは宇宙人みたいでした。
早く着替えたいと思って温泉を探したのですが、どこがよいのか情報がなかったため、
住民の人が利用する町湯へ。
草津と同じ雰囲気だったけど、200円出して蛇口のない町湯に行くくらいなら、
500円だしていい宿の風呂に入ったほうがよさそうです。
やがて雨足が強くなり、せっかく着替えたジーパンがびしょびしょになってきたので、
黒川温泉をあとにして空港へと向かいました。
空港付近でまだ時間があったため、今日3度目の温泉へ
(1度目は朝食前に泊まっていた宿で入っています)。
町湯で髪を洗えなかったので、なんか気持ち悪くて、
空港から7kmのところにある龍神の湯という健康センターみたいなところに行ってみました。
温泉に入ってさっぱりしたところで、空港に行き、
ビール、枝豆&熊本ラーメンをおやじ食いして、飛行機に乗り込みましたとさ。
出張にくっつけたショートトリップ、これにておしまい。
↓上・この川であえなく登山断念。人のHPで同じ場所の写真を拾ってきました。
コチラ。 下左・黒川温泉で食べたランチ1575円。
下中・黒川温泉を流れる川も増水中。ちなみに土石流危険渓流でした。
下右・黒川温泉の某旅館のティールームで、まったりお茶中。絵になる店が多いのはさすが。